6月、7月に行われた絵画教室。
サインペンを使ってすーっと線を描いていきます。ペン先が潰れないよう、力加減をしながら描いていく子ども達。好きな物を好きな色を選んで描いていてそれぞれが没頭しています。
うめ・さくら組さんはサインペンで紙コップに絵を描き糸電話を作りました。糸電話はさっそく聞こえるか試し、自分で作った物で遊び笑顔がはじけていました。うまく聞こえたかな?完成した糸電話は持ち帰りました。お家の方とも楽しむことができたことでしょう。
次の回では果物を触ったり匂ったりして観察してから、実物を見ながらクレパスを使って描いていきます。オレンジ、もも、バナナ、ブドウ、パイナップル、とうもろこしを絵画教室の先生が次々に出されると、パッと表情が明るくほころび、みんなにっこり嬉しそうでした。
どんな形かな?どんな色かな?バナナを描く時に、クレパスそのままの単なる”黄色”ではないことに気付き、色合いを模索します。こんな感じかな?と紙と実物を見比べながら描いています。ももは、白っぽいピンクになるように描いていき、ほんの少し傷んだところは「茶色になっている」と気付き、絵とももをよく見くらべながら茶色を加えていっていました。
”こんな風になっているんだ”という発見や、試しながら色合いが実物に近づくように表現していきます。見本の果物は、絵画教室の先生のご厚意でお友達に「食べてね」とプレゼントしてもらいました。さっそくバナナとブドウをその日のおやつに食べました。次の日にはパイナップルを切ってもらい、給食のお皿に盛ってもらいました。描いて食べる体験はどの子にとっても特別だったことでしょう。
次の絵画教室も楽しみですね!