芋掘りをしました

11月になり裏庭の芋の葉っぱも大きくなった頃、子ども達がずっと楽しみにしていた芋掘りをしました。

お芋あった?と保育者が尋ねると「おおきいのがあった」「変なかたちだったよ」と芋掘りの感想を聞かせてくれました。

芋掘りの後で、さくら組さんがみんな丘へ走っていきました。何をしているのかな、と近付いていくと「みんな続きをするぞ!!」と威勢の良い声が聞こえます。どうやらみんなで力を合わせて斜面を掘っているようでした。「化石掘りをしている!」と興奮した様子で教えてくれました。それぞれがスコップを持ち、夢中で掘っています。「何か出てきた!」との声に掘っている手の勢いが増していきました。「みどりのなにかが出てきた!!」とさらに掘りすすめ、掘っていた場所から偶然ブロックが出てきました。ずっと前に埋められていたのでしょう。”化石”のように出てきたのでみんな大興奮でした。芋掘りも土を掘っていきますが、”焼き芋にして食べる”という目的があります。”化石掘り”の遊びも”化石が出てくるかもしれない”と子ども達は真剣ですが、掘って何か出てくるのか、出てこないのかという狭間で掘りすすめているようでした。どきどき、わくわく、子ども達は”化石掘り”に夢中でした。そんな子ども達の心にはロマンの原石を秘めているように感じました。

焼き芋はみんなで午後のおやつにおいしくいただきました。水やりなどお世話をして収穫して食べる体験が、それぞれの豊かな食体験につながったことでしょう。

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