さくら組、もも組の絵画教室の日の様子をお知らせします。もも組さんは段ボールにいろいろな紙を切り貼りしていき、電車を作りました。完成するとみんなで入って繋がり、電車ごっこを楽しみました。絵画教室をしたお部屋から、保育室まで電車で帰ってきて楽しそうでした。かわいらしいですね。自分達で作って遊ぶことで”こうしてみよう”、”これはどうかな”とイメージが膨らみます。わくわくした気持ちでお製作に主体的に取り組む姿がありました。
さくら組さんは「むらをすくったかえる」の絵本を読み聞かせしてもらい、一番印象に残った場面を絵に描きました。同じ絵本を聞いても、子ども達の印象に残る場面はそれぞれです。「むらをすくったかえる」のお話は、結末でかえるが死んでしまう胸を打つ悲しいお話ですが、子ども達が描いたのは展望のあるような絵でした。虹を描いたり、明るくきれいな色使いをしていました。”自由に描いてごらん”という絵画教室の先生のお言葉に、始めは”何を描けばいいかな・・・”、”どうしようかな”と考えていた子ども達ですが、描き始めると不思議と集中して筆が進んでいきました。
このお話が胸に残っている子も多く、ひなまつり会では「むらをすくったかえる」を題材にして発表をしようと練習することになりました。カエルが死んでしまったあとの事も、話し合っていました。ひなまつり会でどんなお話を見せてくれるのか楽しみにしています。